情報セキュリティ対策 (全57問中18問目)
No.18
社内ネットワークとインターネットの接続点に,ステートフルインスペクション機能をもたない,静的なパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置している。このネットワーク構成において,社内のPCからインターネット上のSMTPサーバに電子メールを送信できるようにするとき,ファイアウォールで通過を許可するTCPパケットのポート番号の組合せはどれか。ここで,SMTP通信には,デフォルトのポート番号を使うものとする。
出典:平成30年春期 問44
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策
正解
ウ
解説
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、電子メールを転送するプロトコルで通信にTCP/25ポートを使用します。
電子メールを送信するのに必要となる通信は、
なお表に登場するTCP/110は、メール受信のPOP(Post Office Protocol)で使用するポート番号です。
電子メールを送信するのに必要となる通信は、
- PCからSMTPサーバへの発信パケット
- SMTPサーバからPCへの応答パケット
- PC(1024以上)→SMTPサーバ(25)
- SMTPサーバ(25)→PC(1024以上)
なお表に登場するTCP/110は、メール受信のPOP(Post Office Protocol)で使用するポート番号です。