セキュリティ実装技術 (全38問中35問目)

No.35

ネットワークシステムのセキュリティ対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • ISDN回線やパケット交換回線では,接続時に通知される相手の加入者番号によって相手確認を行うことができる。これをコールバックと呼ぶ。
  • 回線暗号化装置をDTE(通信制御装置や端末装置など)とDCE(モデムやDSUなど)の間に設置して,伝送区間ごとに暗号化を行う方法では,既設のハードウェアやソフトウェアの一部に変更が必要になる。
  • 閉域接続機能をもつ回線交換網を利用して,回線接続の範囲を特定の利用者グループに限定することは,外部からの不正アクセスの防止に有効である。
  • 無線LANの使用は,ケーブルを介在させないので伝送途中の盗聴防止に有効である。
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H20秋期 問51

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » セキュリティ実装技術

正解

解説

  • 番号表示サービスの説明です。コールバックとは、受信側が一旦回線を切断した後、発信側にかけ直すことで利用者確認を行う手法です。
  • 回線暗号化装置は暗号化と復号の機能を持っているため、既設のハードウェアやソフトウェアの変更は必要ありません。
  • 正しい。
  • 無線LANは電波によって通信を行うため、盗聴や情報漏えいの危険性は有線LANよりも高くなります。
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