ソフトウェア構築 (全40問中14問目)
No.14
レビュー技法の一つであるインスペクションにおけるモデレーターの役割はどれか。
出典:平成27年秋期 問46
- レビューで提起された欠陥,課題,コメントを記録する。
- レビューで発見された欠陥を修正する。
- レビューの対象となる資料を,他のレビュー参加者に説明する。
- レビューを主導し,参加者にそれぞれの役割を果たさせるようにする。
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築
正解
エ
解説
インスペクション(Inspection)は、事前に役割を決められた参加者が責任のある第三者(モデレーター)の下で成果物を確認する、最も公式なレビュー技法です。
インスペクションは、通常3人から6人が参加して実施されます。各参加者に割り振られる役割は次の5つです。
インスペクションは、通常3人から6人が参加して実施されます。各参加者に割り振られる役割は次の5つです。
- モデレーター(Moderator)
- 議長・司会としてインスペクション全体を運営する
- オーナー(Owner)
- レビュー対象となる成果物の作成者で、発見された問題に応じて成果物の修正を行う
- インスペクター(Inspector)
- 評価者としてレビュー対象となる成果物の問題発見を行う
- プレゼンタ(Presenter)
- ミーティングにて参加者に資料の説明を行う
- スクライブ(Scribe)
- 書記としてレビューで発見された問題などを記録する
- スクライブの役割です。
- オーナーの役割です。
- プレゼンタの役割です。
- 正しい。モデレーターの役割です。