ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全58問中16問目)
No.16
オブジェクト指向におけるカプセル化を説明したものはどれか。
出典:平成28年秋期 問47
- 同じ性質をもつ複数のオブジェクトを抽象化して,整理すること
- 基底クラスの性質を派生クラスに受け継がせること
- クラス間に共通する性質を抽出し,基底クラスを作ること
- データとそれを操作する手続を一つのオブジェクトにして,データと手続の詳細をオブジェクトの外部から隠蔽すること
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H19春期 問42
- 基本情報技術者 H24秋期 問47
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計
正解
エ
解説
オブジェクト指向におけるカプセル化(情報隠ぺい)とは、オブジェクトの独立性を高めるため、内部をブラックボックス化することです。オブジェクトのデータとそれに対する操作をセットで定義し、外部からは特定の手続きだけの使用を許すことで実現します。この概念によって、たとえオブジェクト内部の仕様変更があった場合でも、使う人はそれを気にすることなく以前と同様にオブジェクトを扱えます。
- 抽象化の説明です。
- インヘリタンス(継承)の説明です。
- 汎化の説明です。
- 正しい。カプセル化の説明です。