ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全58問中21問目)
No.21
オブジェクト指向に基づく開発では,オブジェクトの内部構造が変更されても利用者がその影響を受けないようにすることができ,それによってオブジェクトの利用者がオブジェクトの内部構造を知らなくてもよいようにすることができる。これを実現するための概念を表す用語はどれか。
出典:平成26年春期 問47
- カプセル化
- クラス化
- 構造化
- モジュール化
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計
正解
ア
解説
カプセル化は、オブジェクト指向においてデータ(属性)とそのデータに対する手続きをひとつにまとめて扱うことを意味します。
薬などの「カプセル」のようにオブジェクトの内部を隠ぺい(ブラックボックス化)することで、使う人は内部の情報を知らなくともオブジェクトの機能を扱うことができます。さらにオブジェクト内部に変更があっても外部への影響が少ないため保守性が向上します。
薬などの「カプセル」のようにオブジェクトの内部を隠ぺい(ブラックボックス化)することで、使う人は内部の情報を知らなくともオブジェクトの機能を扱うことができます。さらにオブジェクト内部に変更があっても外部への影響が少ないため保守性が向上します。