ソフトウェア要件定義 (全33問中24問目)

No.24

外部設計及び内部設計の説明のうち,適切なものはどれか。
  • 外部設計ではシステムを幾つかのプログラムに分割し,内部設計ではプログラムごとのDFDを作成する。
  • 外部設計ではデータ項目を洗い出して論理データ構造を決定し,内部設計では物理データ構造,データの処理方式やチェック方式などを決定する。
  • 外部設計と内部設計の遂行順序は,基本計画におけるユーザーの要求に基づいて決定される。
  • 外部設計はコンピュータ側から見たシステム設計であり,内部設計はユーザー側から見たシステム設計である。
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H19春期 問26

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア要件定義

正解

解説

それぞれの設計工程では次のような作業が実施されます。
外部設計
ユーザーからのシステム要件をもとにシステムの機能を確定する作業工程。サブシステムの定義と機能分割,論理データモデル設計,画面・帳票・コードの設計などが実施される。
内部設計
外部設計の要件をコンピュータまたはシステム上でいかに効率よく動作させるかというシステム開発側の視点で行われる設計工程。機能のプログラム単位への割り振り,物理データ設計,入出力画面・帳票への出力条件・チェック条件の詳細化,内部処理の詳細設計などが実施される。
  • 外部設計ではDFDなどを使用してシステムを幾つかのサブシステムに分割し,内部設計ではサブシステムをプログラム単位に分割します。
  • 正しい。
  • 内部設計は、外部設計の成果物を基に行うので、外部→内部の遂行順序は常に同じです。
  • 記述が逆で、外部設計はユーザー側から見たシステム設計であり,内部設計はコンピュータ側から見たシステム設計です。
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