ソフトウェア構築 (全40問中28問目)
No.28
プログラム中の図の部分を判定条件網羅(分岐網羅)でテストするときのテストケースとして,適切なものはどれか。
出典:平成20年秋期 問44
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H15秋期 問54
- 基本情報技術者 H27秋期 問47
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築
正解
ウ
解説
ホワイトボックステストにおける網羅性のレベルである「分岐網羅」は、プログラム中の判定条件で結果が真となる場合、偽となる場合を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する手法です。
問題の流れ図では、分岐の判定条件が「A OR B」となっているため、この判定条件で真偽の両方に分岐するテストケースとなっているかを検討します。
問題の流れ図では、分岐の判定条件が「A OR B」となっているため、この判定条件で真偽の両方に分岐するテストケースとなっているかを検討します。
- テストケースが1つだけなので不適切です。
- 2つのテストケースは「偽 OR 真=真」「真 OR 偽=真」となり、両方とも真である場合の処理にしか進まないので不適切です。
- 正しい。「偽 OR 偽=偽」「真 OR 真=真」となり、それぞれ真の場合の処理、偽の場合の処理に進むので分岐網羅のテストケースとして適切です。
- 3つのテストケースは「偽 OR 真=真」「真 OR 偽=真」「真 OR 真=真」となり、すべてが真である場合の処理にしか進まないので不適切です。