ソフトウェア構築 (全40問中3問目)

No.3

流れ図において,分岐網羅を満たし,かつ,条件網羅を満たすテストデータの組はどれか。
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  • 47_1.png/image-size:240×299

            
  • [出典]
  • 午前免除試験 R3-1月 問47
  • 応用情報技術者 H29 問48と同題

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

「分岐網羅」と「条件網羅」はホワイトボックステストにおける網羅性のレベルで、テストケースは以下のように設計されます。
分岐網羅(判定条件網羅)
判定条件の真偽を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
条件網羅
判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
設問の流れ図で分岐網羅を満たすためには、2つある分岐についてYes/Noの処理をどちらも実行する必要があります。また、条件網羅を満たすためには、判定条件が複数である1つ目の分岐において、"x≧1が真"、"y=1が真"、"x≧1が偽"、"y=1が偽"の4つが含まれている必要があります。
  • どちらの分岐でもNoの処理を行っていないので分岐網羅を満たしません。また、"x≧1が偽"、"y=1が真"が含まれていないので条件網羅も満たしません。
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  • 分岐網羅を満たしますが、1つ目の分岐での判定条件に"y=1が真"が含まれていないので条件網羅を満たしません。
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  • 条件網羅を満たしますが、1つ目の分岐についてNoの処理を行っていないので分岐網羅を満たしません。
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  • 正しい。分岐網羅と条件網羅をともに満たすテストケースです。
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