システム結合・適格性テスト (全3問中3問目)
No.3
新システムの構築において,システムテスト工程で実施するテストはどれか。
出典:平成17年秋期 問43
- 負荷テスト
- モジュール間のインタフェーステスト
- モジュール仕様書に基づいた動作確認テスト
- レグレッションテスト
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H15春期 問54
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » システム結合・適格性テスト
正解
ア
解説
システムテストは、システムとしての要件が満たされているか検証するために行われるテストで、システム要件定義で定められた機能や能力がすべて備わっているかを確認する工程です。
機能テスト,性能テスト,サブシステム間の結合テスト,操作性テストなどに加えてシステムの耐障害性や安全性を確認するために、負荷テストや耐久テスト、例外テストなども含めた総合的なテストが実施されます。
機能テスト,性能テスト,サブシステム間の結合テスト,操作性テストなどに加えてシステムの耐障害性や安全性を確認するために、負荷テストや耐久テスト、例外テストなども含めた総合的なテストが実施されます。
- 正しい。負荷テストは、システムに想定される程度、またはそれ以上の負荷を短時間かけて正常に動作するかを検証するテストです。システムを高負荷状態で動作させることで、不具合を起こす可能性が非常に低い不良などの低負荷状態での検出が困難なリスク要因を発見することを目的として実施します。
- 結合テスト工程で実施するテストです。
- 単体テスト工程で実施するテストです。
- レグレッションテストは、プログラムの修正又は変更によって他の機能が意図しない影響を受けていないことを確認するテストです。設問のケースは新システムの構築においてのシステムテストで、変更や修正が実施されたわけではないためレグレッションテストは不適切です。