ソフトウェア構築 (全40問中33問目)

No.33

図に示すテスト工程品質管理図の解釈と今後の対応のうち,適切なものはどれか。
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  • 作り込み品質が悪いと判断できるので,誤り多発箇所の重点対策が必要である。前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程をやり直す。
  • テスト項目の消化が遅く,今のうちにテスト環境の不備や開発要員の不足について,対策を検討しておくべきである。品質については,予測した以上に誤りを検出しており,問題はない。
  • テスト項目の消化が速く,予測した以上に誤りの検出が進んでいる。テストの前半でもあるので,このままテストを継続して様子を見るのがよい。
  • テスト項目の消化度合いに比べて誤りの検出が進んでおり,テストが効率的に進行中である。現時点で注意することはないが,未解決な誤りを長期間抱え込まないように,誤りへの対処の進捗管理が必要である。

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

図から次の2点を把握することができます。
  • 未消化テスト項目数が予定より減っていない→テストがスケジュール通りに進んでいない
  • 累積誤り検出数が予定より多い→テスト開始初期段階から問題が多発している
この2点をあわせて考えると、テスト対象の品質が悪いためテストが予定通りに進んでいない状態だと判断できます。品質が悪ければ今後も同じような状態が続き、プロジェクトの完了に大きな支障をきたす可能性が高いため、一旦、前工程に戻り品質を作りこむ対策も必要となってきます。
  • 正しい。
  • テストの消化数と比較して誤り数が多いので品質が悪いと考えられます。
  • 図をみるとテストの消化は予定より遅れていることがわかります。
  • 誤り数の修正に時間がかかりテストの進行が遅れているので、テスト工程の効率は悪くなっています。
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