ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全58問中39問目)
No.39
オブジェクト指向におけるクラスとインスタンスとの関係のうち,適切なものはどれか。
出典:平成20年春期 問43
- インスタンスはクラスの仕様を定義したものである。
- クラスの定義に基づいてインスタンスが生成される。
- 一つのインスタンスに対して,複数のクラスが対応する。
- 一つのクラスに対して,インスタンスはただ一つ存在する。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H22秋期 問47
- 基本情報技術者 H30秋期 問47
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計
正解
イ
解説
オブジェクト指向において、クラスはオブジェクトの定義情報、インスタンスはクラスの定義情報を用いて生成された具体的なデータをもつ実体です。クラスは定義情報だけをもった入れ物に過ぎませんから、1つのクラスから異なる値をもつ複数のインスタンスが生成できます。
タイ焼きを例にすると、型がクラスで、出来上がったタイ焼きがインスタンスと考えることができます。
タイ焼きを例にすると、型がクラスで、出来上がったタイ焼きがインスタンスと考えることができます。
- 説明が逆で、クラスはインスタンスの仕様を定義したものです。
- 正しい。
- 1つのインスタンスは、そのクラスの仕様を表すただ1つのクラスと関連付けられます。
- 1つのクラスから、複数のインスタンスを生成することができます。