ソフトウェア結合・適格性テスト (全12問中6問目)
No.6
トップダウン方式で結合テストを行うとき,特に必要となるものはどれか。
出典:平成25年秋期 問50
- エミュレーター
- スタブ
- デバッガ
- ドライバ
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H14春期 問51
- ソフトウェア開発技術者 H17秋期 問45
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア結合・適格性テスト
正解
イ
解説
トップダウンテストは、上位のモジュールから下位のモジュールへと順に結合しながらテストをしていく手法です。上位のモジュールから先に検証していくので、未完成の下位モジュールの代わりに上位モジュールからの呼び出しに対して適切な値を返す役割を持つスタブが必要になります。
逆に下位モジュールから検証を開始するボトムアップテストでは、未完成の上位モジュールの代わりとなるドライバが必要となります。
逆に下位モジュールから検証を開始するボトムアップテストでは、未完成の上位モジュールの代わりとなるドライバが必要となります。
- エミュレーターは、所定のコンピュータや機械装置を模倣するシミュレーターの一種で、他のコンピュータ向けの命令プログラムを解読しながら実行するマイクロプログラムです。
- 正しい。スタブはトップダウン方式の結合テストにおいて、未完成の下位モジュールの代わりとして動作するものです。
- デバッガは、プログラム内のバグや不具合を特定し、それを修正する作業(デバッグ)を支援するソフトウェアです。指定した箇所でプログラムを一時停止させて1行ずつ進めたり、その際の変数の内容を確認したりすることができます。
- ドライバは、下位モジュールから検証を開始するボトムアップテストにおいて、未完成の上位モジュールの代わりとなるテスト用モジュールです。