開発プロセス・手法 (全37問中35問目)
No.35
ウォーターフォールモデルに関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成17年春期 問40
- アプリケーションの部分単位に設計・製造を行い,これを次々に繰り返す。
- システム開発を工程順に進めるので,後戻りすればシステムの開発効率が著しく低下する。
- 動作可能な試作品を作成し,要求仕様の確認・評価を早期に行う。
- 利用者の参画,少人数による開発,開発ツールの活用によって短期間に開発する。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
イ
解説
ウォーターフォールモデルは、開発プロジェクトを時系列に「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)に分割し、原則として前工程が完了しないと次工程に進まない(設計中にプログラミングを開始するなどの並行作業は行わない)ことで、前工程の成果物の品質を確保し、前工程への後戻り(手戻り)を最小限にする開発モデルです。
工程管理がしやすく、大規模なシステム開発に向いていますが、工程の後戻りが生じると大幅な時間のロスが生じるといった欠点があります。
工程管理がしやすく、大規模なシステム開発に向いていますが、工程の後戻りが生じると大幅な時間のロスが生じるといった欠点があります。
- スパイラルモデルの説明です。
- 正しい。ウォーターフォールモデルの説明です。
- プロトタイプモデルの説明です。
- RAD(Rapid Application Development)開発の説明です。