プロジェクトの時間 (全47問中46問目)
No.46
次のアローダイアグラムで表される業務について各作業内容を見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,作業日数を6日間にできることが分かった。業務全体の所要日数は何日間短縮できるか。ここで,点線の矢印は擬似(ダミー)作業である。
出典:平成16年秋期 問54
- 1
- 2
- 3
- 4
- [出題歴]
- 初級シスアド H19秋期 問34
- 応用情報技術者 R1秋期 問52
- 応用情報技術者 H22秋期 問52
- 基本情報技術者 H19秋期 問48
- ソフトウェア開発技術者 R1秋期 問52
- ソフトウェア開発技術者 H18春期 問47
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトの時間
正解
ウ
解説
アローダイアグラムの定番問題です。
まず、作業D短縮前の図におけるクリティカルパスを求めます。※ダミー作業は作業日数0日の作業として計算します。
次に、作業Dの作業日数が10日間から6日間に短縮された場合ですが、作業Dを含む2つのパスについて所要日数が以下のように変化します。
短縮前後の最短所要日数の差は「31日-28日=3日」ですので、作業全体の短縮日数は「3日」となります。
まず、作業D短縮前の図におけるクリティカルパスを求めます。※ダミー作業は作業日数0日の作業として計算します。
- A→B→E→G
- 5+3+5+3=16日
- A→B→E→(ダミー)→H
- 5+3+5+0+6=19日
- A→C→D→E→G
- 5+5+10+5+3=28日
- A→C→D→E→(ダミー)→H
- 5+5+10+5+0+6=31日
- A→C→F→H
- 5+5+12+6=28日
次に、作業Dの作業日数が10日間から6日間に短縮された場合ですが、作業Dを含む2つのパスについて所要日数が以下のように変化します。
- A→C→D→E→G
- 5+5+6+5+3=24日
- A→C→D→E→(ダミー)→H
- 5+5+6+5+0+6=27日
短縮前後の最短所要日数の差は「31日-28日=3日」ですので、作業全体の短縮日数は「3日」となります。