システム監査 (全69問中4問目)
No.4
システム開発委託先(受託者)から委託元(委託者)に納品される成果物に対するユーザー受入テストの適切性を確かめるためのシステム監査の要点はどれか。
出典:令和4年免除 問60
- 委託者が作成したユーザー受入テスト計画書に従って,受託者が成果物に対してユーザー受入テストを実施していること
- 受託者が成果物と一緒にユーザー受入テスト計画書を納品していること
- 受託者から納品された成果物に対して,委託者が要件定義に基づきユーザー受入テストを実施していること
- 受託者から納品された成果物に対して,監査人がユーザー受入テスト計画を策定していること
- [出典]
- 午前免除試験 R4-12月 問60
- 応用情報技術者 H31 問57と同題
分類
マネジメント系 » システム監査 » システム監査
正解
ウ
解説
委託先から納品された成果物に対する受入テストは、「委託元が作成したテスト計画に基づいて委託元が実施している」ことが重要です。受入テストに受託側が関与すると、受入テストの適切性・公平性が損なわれ、成果物の不具合を(意図的に)見逃してしまうリスクがあるからです。
- 受託側が受入テストを実施しているため不適切です。
- 受入テスト計画は委託元が作成します。
- 正しい。
- 監査人が受入テスト計画を策定することはありません。