システム活用促進・評価 (全21問中1問目)
No.1
ビッグデータを有効活用し,事業価値を生み出す役割を担う専門人材であるデータサイエンティストに求められるスキルセットを表の三つの領域と定義した。データサイエンス力に該当する具体的なスキルはどれか。
出典:令和3年免除 問63
- 扱うデータの規模や機密性を理解した上で,分析システムをオンプレミスで構築するか,クラウドサービスを利用して構築するかを判断し,設計できる。
- 事業モデル,バリューチェーンなどの特徴や事業の主たる課題を自力で構造的に理解でき,問題の大枠を整理できる。
- 分散処理のフレームワークを用いて,計算処理を複数サーバに分散させる並列処理システムを設計できる。
- 分析要件に応じ,決定木分析,ニューラルネットワークなどのモデリング手法の選択,モデルへのパラメータの設定,分析結果の評価ができる。
- [出典]
- 午前免除試験 R3-1月 問63
- 応用情報技術者 H31 問63と同題
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » システム活用促進・評価
正解
エ
解説
データサイエンティストとは、ビッグデータなどの大量のデータを、数学的、統計学的、機械学習、データマイニングなどの様々な手法を駆使して分析し、ビジネス上の課題の解決を支援する職種です。近年、ビッグデータをビジネスに活用する動きが加速するのに伴い、それを活用するデータサイエンティストへのニーズも高まっています。
- 分析システムの構築に関する事柄ですから"データエンジニアリング力"に該当します。
- 事業分析能力に関する事柄ですから"ビジネス力"に該当します。
- 分析システムの構築に関する事柄ですから"データエンジニアリング力"に該当します。
- 正しい。分析対象及び目的に適した分析手法を選択できる能力ですから"データサイエンス力"に該当します。