情報システム戦略 (全40問中10問目)
No.10
リスクや投資価値の類似性で分けたカテゴリごとの情報化投資について,最適な資源配分を行う手法はどれか。
出典:平成29年春期 問61
- 3C分析
- ITポートフォリオ
- エンタープライズアーキテクチャ
- ベンチマーキング
- [出題歴]
- 基本情報技術者 R1秋期 問61
- 基本情報技術者 H24春期 問61
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » 情報システム戦略
正解
イ
解説
ITポートフォリオは、ポートフォリオの考え方を情報化投資戦略に応用したものです。
IT投資をその目的やリスクの特性ごとにカテゴライズし、そのカテゴリごとに投資割合を管理することで、限りある経営資源を有効に配分することが可能になります。経済産業省が提唱するモデルでは「戦略目標達成型」「業務効率化型」「インフラ構築型」の3つのカテゴリに分類した後、いくつかの評価項目を用いて優先順位を決定します。
IT投資をその目的やリスクの特性ごとにカテゴライズし、そのカテゴリごとに投資割合を管理することで、限りある経営資源を有効に配分することが可能になります。経済産業省が提唱するモデルでは「戦略目標達成型」「業務効率化型」「インフラ構築型」の3つのカテゴリに分類した後、いくつかの評価項目を用いて優先順位を決定します。
- 3C分析は、マーケティング分析に必要不可欠な3要素、顧客(Customer),自社(Company),競合他社(Competitor)について自社の置かれている状況を分析する手法です。
- 正しい。
- エンタープライズアーキテクチャは、組織の全体最適化の観点より、業務及びシステム双方の改革を実践するために、業務及びシステムを統一的な手法でモデル化し、改善することを目的とした、設計・管理手法です。
- ベンチマーキングは、自社の製品・サービス及びプロセスを定量的・定性的に測定し、それを業界で最も成功を収めている企業(ベスト企業)のものと比較しそのギャップを把握する分析手法です。