情報システム戦略 (全40問中12問目)
No.12
2種類のIT機器a,bの購入を検討している。それぞれの耐用年数を考慮して投資の回収期間を設定し,この投資で得られる利益の全額を投資額の回収に充てることにした。a,bそれぞれにおいて,設定した回収期間で投資額を回収するために最低限必要となる年間利益に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,年間利益は毎年均等に上げられ,利率は考慮しないものとする。
出典:平成28年秋期 問62
- aとbは同額の年間利益を上げる必要がある。
- aはbの2倍の年間利益を上げる必要がある。
- bはaの1.5倍の年間利益を上げる必要がある。
- bはaの2倍の年間利益を上げる必要がある。
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » 情報システム戦略
正解
エ
解説
投資で得られる利益の全額を投資額の回収に充てるとすると、aの投資額90万円を3年で回収するには、
90万円÷3年=30万円
最低でも1年当たり30万円の利益が必要です。
また、bの投資額300万円を5年で回収するには、
300万円÷5年=60万円
最低でも1年当たり60万円の利益が必要です。
a:b=30:60 なので、設定した期間で投資額を回収するためには、bはaの2倍の利益を上げなければなりません。したがって「エ」の記述が適切です。
90万円÷3年=30万円
最低でも1年当たり30万円の利益が必要です。
また、bの投資額300万円を5年で回収するには、
300万円÷5年=60万円
最低でも1年当たり60万円の利益が必要です。
a:b=30:60 なので、設定した期間で投資額を回収するためには、bはaの2倍の利益を上げなければなりません。したがって「エ」の記述が適切です。