システム活用促進・評価 (全21問中19問目)
No.19
大量に蓄積されたデータから,ビジネスなどに有効な情報を統計学的手法などを用いて新たに見つけ出すプロセスはどれか。
出典:平成20年秋期 問37
- データウェアハウス
- データディクショナリ
- データマイニング
- メタデータ
- [出題歴]
- 初級シスアド H18春期 問18
- 基本情報技術者 H29春期 問29
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » システム活用促進・評価
正解
ウ
解説
- データウェアハウスは、企業内に散らばっているデータの有効活用を目的に、過去から現在までの基幹系データベースや外部データベースを統合し、効果的な戦略的意思決定を支援するためのデータベースのことです。
- データディクショナリは、データベースやシステム開発においてデータの属性・性質などデータに関する情報の定義を保存するための辞書です。
- 正しい。データマイニング(Data Mining)は、データウェアハウスに蓄積されている大量の生データを数学的・統計的手法を用いて分析し、今まで知られていなかった有用なデータの規則や因果関係を見つけ出す手法です。
- メタデータは、データについてのデータという意味で、データ本体に付随する情報のことをいいます。ファイルであれば作成者、作成日時、ファイルサイズなど、データベースであればデータベース名、テーブル定義、フィールド属性、アクセス権限などがメタデータの例となります。