要件定義 (全18問中17問目)

No.17

要件定義の段階で行う作業はどれか。
  • 新たに構築する業務とシステムの仕様を明確化し,システム化範囲を明示する。
  • 顧客が記述したニーズに合ったソフトウェアを開発する。
  • 事業の目的,目標を達成するために必要なシステム化の方針を立案する。
  • ソフトウェア製品の運用及び利用者に対する運用支援を行う。

分類

ストラテジ系 » システム企画 » 要件定義

正解

解説

ソフトウェアライフサイクルにおける各プロセスでは次のような作業を行います。
企画プロセス
経営事業の目的・目標を達成するために必要とされるシステムに対する基本方針をまとめ、実施計画を得る。
要件定義プロセス
利害関係者ニーズの識別と制約事項の定義を行い、新たに構築する業務、システムの仕様、及びIT化の範囲と機能を明確にし、それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。
開発プロセス
要求事項をもとに、顧客のニーズに合ったシステム/ソフトウェアを開発する。
運用プロセス
当初の目的の環境で、システム/ソフトウェア製品を運用する。
保守プロセス
運用中のシステム/ソフトウェアに対する変更や機能改善への対応、プログラムの欠陥への対応のためにプログラムの修正を実施する。
上記の内容に照らし合わせると、それぞれの記述が行われるプロセスは次のように考えることができます。
  • 正しい。要件定義段階で行う作業です。
  • 実際の開発段階で行う作業です。
  • 要件定義より前のシステム化企画の段階で行う作業です。
  • 運用段階で行う作業です。
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