業務分析・データ利活用 (全119問中116問目)
No.116
工場Xでは,ある原料から3種類の製品A,B及びCを生産している。各製品の単位量当たりの製造時間と原料所要量及び利益額は表に示すとおりである。この工場の月間合計製造時間は最大240時間であり,投入可能な原料は月間150kgである。
このとき,製品A,B及びCをそれぞれどれだけ作ると最も高い利益が得られるかを知りたい。この問題を解くのに適切な手法はどれか。
このとき,製品A,B及びCをそれぞれどれだけ作ると最も高い利益が得られるかを知りたい。この問題を解くのに適切な手法はどれか。
出典:平成16年秋期 問78
- 移動平均法
- 最小二乗法
- 線形計画法
- 定量発注法
- [出題歴]
- 初級シスアド H16秋期 問73
- 初級シスアド H18秋期 問73
- 応用情報技術者 H30秋期 問76
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
ウ
解説
線形計画法は、1次式を満たす変数の値の中で式を最大化または最小化する値を求める方法です。
在庫としてもつ原材料を使用して最大の利益を得るための販売量や、機械の稼働時間を最大限に生かして製造する製品など、限りある資源を最大限に活用したい場合にその組合せを得るために用いられます。
在庫としてもつ原材料を使用して最大の利益を得るための販売量や、機械の稼働時間を最大限に生かして製造する製品など、限りある資源を最大限に活用したい場合にその組合せを得るために用いられます。
- 移動平均法は、時系列のデータを平滑化することで売上予測などに用いられる手法です。
- 最小二乗法は、散布図にプロットされた複数の点を基に数学的に回帰直線を導く方法です。
- 正しい。
- 定量発注法は、在庫を補充するための発注方式の一つです。