経営・組織論 (全27問中12問目)
No.12
企業経営の透明性を確保するために,企業は誰のために経営を行っているか,トップマネジメントの構造はどうなっているか,組織内部に自浄能力をもっているかなどの視点で,企業活動を監督・監視する仕組みはどれか。
出典:平成28年春期 問75
- コアコンピタンス
- コーポレートアイデンティティ
- コーポレートガバナンス
- ステークホルダアナリシス
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H22春期 問74
- 応用情報技術者 H26秋期 問74
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論
正解
ウ
解説
コーポレートガバナンス(corporate governance)は「企業統治」とも訳され、企業の経営について利害関係者が監視・規律すること。目的は主に2つあり「企業の収益力の強化」と「企業の不祥事を防ぐ」ことです。
- コアコンピタンスは、長年の企業活動により蓄積された他社と差別化できる企業独自のノウハウや技術のことです。
- コーポレートアイデンティティは、企業の特徴や個性を分かりやすい形であらゆる手段で提示することで、顧客と共有し企業の存在価値を高めていく企業戦略です。
- 正しい。
- ステークホルダアナリシスは、システム開発で上流工程における要求分析の精度と質を向上させるために行われるステークホルダに対する分析手法です。提供するシステムを利用する人だけでなく開発者などシステムに関わる幅広い人を対象とし、分析結果から顧客の生の声(VoC…Voice of Customers)の中で優先度の高いものを判断します。