経営・組織論 (全27問中16問目)
No.16
従業員1人当たりの勤務時間を減らして社会全体の雇用維持や雇用機会増加を図るものはどれか。
出典:平成27年春期 問76
- カフェテリアプラン
- フリーエージェント制
- ワークシェアリング
- ワークライフバランス
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論
正解
ウ
解説
ワークシェアリングは、仕事(work)と共有(sharing)を組み合わせた言葉で、人々の間で雇用を分かち合うことを意味します。1人当たりの労働時間を短縮したり仕事の配分を見直したりすることによって、労働の負荷を減らすとともに新たな雇用を生み出す取組みです。
ワークシェアリングの類型には2つがあります。
ワークシェアリングの類型には2つがあります。
- 雇用維持型
- 企業の業績が悪化した場合に、1人あたりの労働時間を少なくすることで雇用を維持できるようにするタイプ
- 雇用創出型
- 1人のフルタイム従業員が行っていた仕事を、パートタイムなどの短時間雇用を複数人で賄うことで雇用機会を増やすタイプ
- カフェテリアプランは、企業が用意した多彩な福利厚生サービスメニューの中から希望するサービスを従業員が自ら選べる、選択式の福利厚生制度です。
- フリーエージェント制は、野球のFA制度のように、一定の基準を満たした従業員が希望する部署・部門に対して、自ら売り込むことで異動の契機を与える人事制度です。
- 正しい。
- ワークライフバランスは、仕事と生活の調和を実現する目的で多様かつ柔軟な働き方を目指す考え方です。