会計・財務 (全48問中43問目)
No.43
財務指標に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成17年秋期 問72
- 固定比率は,固定負債に対する固定資産の割合であり,その値が小さいほど安全性が高い。
- 自己資本比率は,固定資産に対する自己資本の割合であり,その値が大きいほど堅実性が高い。
- 総資本利益率は,総資本に対する利益の割合であり,その値が大きいほど収益性が高い。
- 流動比率は,流動負債に対する流動資産の割合であり,その値が小さいほど安全性が高い。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H20秋期 問71
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 会計・財務
正解
ウ
解説
- 固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合で、固定資産(設備投資)などの資金がどれだけ自己資本で賄われているかを表しています。数値は100未満が妥当とされます。
- 自己資本比率は、総資本に対する自己資本の割合で、その値が高いほど負債(借金)が少ないことになるという理由から健全な経営であるとされます。
- 正しい。総資本利益率は、総資本をどれだけ効率的に使って利益を生み出しているかを表す指標です。
- 流動比率は、企業の短期支払い能力を表すといわれる指標で、その値が高いほど安全性が高いとされます。(200%以上が妥当)