経営・組織論 (全27問中6問目)
No.6
社内カンパニー制を説明したものはどれか。
出典:平成31年春期 問76
- 1部門を切り離して別会社として独立させ,機動力のある多角化戦略を展開する。
- 合併,買収によって,自社にない経営資源を相手企業から得て,スピーディな戦略展開を図る。
- 時間を掛けて研究・開発を行い,その成果を経営戦略の基礎とする。
- 事業分野ごとの仮想企業を作り,経営資源配分の効率化,意思決定の迅速化,創造性の発揮を促進する。
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論
正解
エ
解説
カンパニー制組織は、組織の自己完結性を高め、迅速で柔軟な経営を実現するために社内の各部門をそれぞれ独立した会社のように分化し事業を運営する組織形態です。事業部制組織よりも移譲される権限が大きいですが、社内組織の1つとして本社の下に位置するため、各部門の形態は「事業所以上子会社未満」という位置づけになります。社内ベンチャーと呼ばれたりもします。
記述中の「事業分野ごとの仮想企業を作り」という記述から、「エ」が社内カンパニー制の説明であると判断できます。
記述中の「事業分野ごとの仮想企業を作り」という記述から、「エ」が社内カンパニー制の説明であると判断できます。
- "社内"カンパニー制なので、実際に別会社として独立するわけではありません。
- M&Aの説明です。
- 技術経営の説明です。
- 正しい。社内カンパニー制の説明です。