業務分析・データ利活用 (全119問中90問目)
No.90
乱数を応用して，求める解や法則性の近似を得る手法はどれか。
出典：平成19年春期 問76
- クラスタ分析法
- 指数平滑法
- デルファイ法
- モンテカルロ法
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
エ
解説
- クラスタ分析法は、複数の変数(項目、属性、次元数)を持つデータ(多変量データ)を利用し、その変数間の相互の関係性をとらえるために使われる多変量解析の手法です。
- 指数平滑法は、過去の予測値と実績値を利用して需要値を予測する方法です。
- デルファイ法は、複数の専門家から個別に意見の収集を行い、得られた意見の集約をフィードバックするということを繰り返して、最終的に意見の収束をしていく手法です。
- 正しい。モンテカルロ法は、数値解析の分野において、確率を近似的に求めるために使われる手法です。n回のシミュレーションを行い、ある事象がm回起これば、その事象の起こる確率は m/nで近似できます。試行回数nが大きくなるほど、よい近似値となります。