労働関連・取引関連法規 (全27問中2問目)

No.2

労働者の就労に関して,雇用関係とは別の指揮命令系統に従うことになるのはどれか。
  • 移籍出向
  • 請負
  • パートタイム
  • 派遣
  • [出典]
  • 午前免除試験 R4-12月 問80
  • 初級シスアド H18 問78と同題

分類

ストラテジ系 » 法務 » 労働関連・取引関連法規

正解

解説

  • 出向は、他の企業と新たな雇用契約を結んで、一定期間出向先の業務に従事する就労形態です。出向では、雇用主である出向先の指揮命令に基づいて業務を行います。
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  • 請負は、請負人がある仕事を完成することを約束し、発注者がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを内容とする契約です。請負業者の従業員は、雇用主である請負業者の指揮命令に基づいて業務を行います。IT関連の請負では、請負業者の社員が発注元企業の現場に出向いて作業する形態(客先常駐)がありますが、指揮命令は請負業者が行います。
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  • パートタイム(短時間労働者)は、その事業者に雇用される通常の従業員に比べて労働時間が短い労働者という意味で使われます。パートタイムは、働く時間が短いだけで雇用関係・指揮命令関係とも通常の従業員と変わらないので、雇用主の指揮命令に基づいて業務に従事します。
  • 正しい。派遣は、派遣元企業の従業員が、派遣先企業の指揮命令の下で業務に従事できるようにした労働契約です。労働者派遣契約では、雇用関係は派遣元企業と派遣労働者の間に、指揮命令関係は派遣先企業と派遣労働者の間にあるため、雇用主と指揮命令者が異なります。
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