労働関連・取引関連法規 (全27問中23問目)
No.23
図のような契約の下で,A社,B社,C社の開発要員がプロジェクトチームを組んでソフト開発業務を実施するとき,適法な行為はどれか。
出典:平成21年秋期 問80
- A社の担当者がB社の要員に直接作業指示を行う。
- A社のリーダーがプロジェクトチーム全員の作業指示を行う。
- B社の担当者がC社の要員に業務の割り振りや作業スケジュールの指示を行う。
- B社の担当者が業務の進捗によってC社の要員の就業条件の調整を行う。
分類
ストラテジ系 » 法務 » 労働関連・取引関連法規
正解
ウ
解説
- 請負契約では、受注側の要員は受注側の指揮命令の下で業務を行います。よって、A社はB社の要員に直接作業指示を行うことはできません。
- A社とB社は請負契約です。B社は成果物を完成させる責任があり、その方法は問われません。よって、A社のプロジェクトの下で作業を行う必要はありません。
- 正しい。派遣契約では、派遣元の要員は派遣先の指揮命令の下で作業に従事することになります。
- B社とC社に所属している要員との間に雇用契約はありません。派遣元企業に所属する要員の就業条件の調整は派遣元企業が行います。