システムの構成 (全74問中28問目)
No.28
データベース(DB)へのアクセスを行うブラウザからのリクエスト処理を,Webサーバが受信し解読した後に行う一連の実行処理の順序はどれか。ここで,Webサーバはリクエスト処理ごとにDBへの接続と切断を行うものとする。
〔実行処理〕
〔実行処理〕
- DBの切断
- DBへのアクセス
- DBへの接続
- HTML文書の組立て
- SQL文の組立て
- ブラウザへの送信
出典:平成26年春期 問13
- ③,②,⑤,④,⑥,①
- ③,④,②,⑤,⑥,①
- ③,④,⑤,②,⑥,①
- ③,⑤,②,④,⑥,①
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H28秋期 問12
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
エ
解説
Webサーバは、ブラウザとDBサーバの間にたち、ブラウザから受け取ったリクエストを基に組み立てたSQL文でDBサーバに問合せを行い、DBから返された結果をHTML文書に加工してブラウザに返す役割をもっています。どの選択肢も「③DBへの接続」が最初に、「⑥ブラウザへの送信」→「①DBの切断」が最後の処理であることは確定しているので、その間にある3処理の順序を検証します。
「③DBへの接続」に続く処理ですが「⑤SQL文の組立て」は、ブラウザのHTTPリクエストを解読し、その内容に応じた問合せ文を生成する処理なので、順序はDBアクセスの前になります。
「④HTML文書の組立て」は、DBから返された結果をブラウザで表示可能なHTML文書に加工する処理のため、順序はDBへのアクセス後が適切です。
3つの処理順序は「⑤→②→④」になるので、前後と繋げた「③,⑤,②,④,⑥,①」がWebサーバの適切な処理順序です。
「③DBへの接続」に続く処理ですが「⑤SQL文の組立て」は、ブラウザのHTTPリクエストを解読し、その内容に応じた問合せ文を生成する処理なので、順序はDBアクセスの前になります。
「④HTML文書の組立て」は、DBから返された結果をブラウザで表示可能なHTML文書に加工する処理のため、順序はDBへのアクセス後が適切です。
3つの処理順序は「⑤→②→④」になるので、前後と繋げた「③,⑤,②,④,⑥,①」がWebサーバの適切な処理順序です。