システムの評価指標 (全76問中32問目)
No.32
コンピュータシステムによって単位時間当たりに処理される仕事の量を表す用語はどれか。
出典:平成25年春期 問16
- スループット
- ターンアラウンドタイム
- タイムスライス
- レスポンスタイム
- [出題歴]
- 初級シスアド H16春期 問13
- 初級シスアド H21春期 問12
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
ア
解説
スループット(Throughput)は、システムで単位時間当たりに処理される仕事の量を表す言葉です。データ処理におけるスループットには、コンピュータに搭載されるCPUのクロック周波数やハードディスクの回転速度、OSなど、様々な要因が影響し、システムのパフォーマンスの評価基準となります。
- 正しい。
- ターンアラウンドタイムは、利用者がシステムに処理要求を行ってから、すべての結果の出力が終了するまでの時間のことです。
- タイムスライスは、複数あるタスクを一定時間ごとに入れ替えながら処理を行うマルチタスクシステムやタイムシェアリングシステムにおける、各タスクやユーザーに割り当てられる処理時間単位のことです。
- レスポンスタイムは、利用者がシステムへの処理要求を完了した時点から、システムが最初の反応を返すまでの時間です。応答時間とも呼ばれます。