システムの評価指標 (全76問中52問目)
No.52
システムの信頼性を表す指標であるRASのうち,可用性(Availability)を表す尺度はどれか。
出典:平成21年春期 問17
- 稼働率(MTBFMTBF+MTTR)
- 全運転時間(MTBF+MTTR)
- 平均故障間隔(MTBF)
- 平均修理時間(MTTR)
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
ア
解説
RASは、R(Reliability:信頼性)、A(Availability:可用性)、S(Serviceability:保守性)の頭文字を合わせたもので、システムの信頼性を表す指標です。このうち可用性とは、システムの必要な機能を必要なだけに使うことができるかどうか度合いを表します。
稼働率は、全運転時間に占める正常に稼動していた時間の割合で、一般的に可用性の指標として用いられます。稼働率は、MTBF(システムの修復が完了し正常に稼働し始めてから、次回故障するまでの平均故障間隔)とMTTR(システムの故障を修理するために要した平均修復時間)を使った次の式で表されます。
稼働率=MTBFMTBF+MTTR
したがって「ア」が正解です。
稼働率は、全運転時間に占める正常に稼動していた時間の割合で、一般的に可用性の指標として用いられます。稼働率は、MTBF(システムの修復が完了し正常に稼働し始めてから、次回故障するまでの平均故障間隔)とMTTR(システムの故障を修理するために要した平均修復時間)を使った次の式で表されます。
稼働率=MTBFMTBF+MTTR
したがって「ア」が正解です。
- 正しい。稼働率は可用性を表す尺度です。
- 全運転時間は、特に何の尺度に対応するということはありません。
- MTBFは信頼性を表す尺度です。
- MTTRは保守性を表す尺度です。