オペレーティングシステム (全107問中10問目)
No.10
タスクのディスパッチの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成31年春期 問16
- 各タスクの実行順序を決定すること
- 実行可能なタスクに対してプロセッサの使用権を割り当てること
- タスクの実行に必要な情報であるコンテキストのこと
- 一つのプロセッサで複数のタスクを同時に実行しているかのように見せかけた状態のこと
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H23秋期 問19
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
イ
解説
ディスパッチとは、OSによるタスク管理の制御機能の1つで、実行可能状態のタスクの中から優先度順などによって次に実行すべきタスクを選択して、CPUの使用権を割り当てることです。ディスパッチを行うプログラムをディスパッチャ(Dispatcher)と呼びます。
- タスクスケジューリングの説明です。
- 正しい。ディスパッチの説明です。
- タスクの内部状態、置かれた状況、タスクID及び優先度などを保持するTCB(Task Control Block,タスク制御ブロック)の説明です。
- マルチタスクまたはコンカレント処理の説明です。