オペレーティングシステム (全107問中50問目)
No.50
プログラムを構成するモジュールの結合を,プログラムの実行時に行う方式はどれか。
出典:平成24年秋期 問20
- インタプリタ
- オーバーレイ
- 静的リンキング
- 動的リンキング
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H16春期 問45
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
エ
解説
- インタプリタは、ソースコードを1行ずつ解釈しながらプログラムを実行していく言語プロセッサの方式です。一般にコンパイラによって作成される実行ファイル形式よりも解釈と実行が同時進行のため処理時間がかかります。
- オーバーレイは、主記憶に格納できない大きいプログラムをいくつかのブロックに分割し、その時の処理に必要なブロックだけを主記憶にロードして実行する方式です。
- 静的リンキングは、コンパイル後のオブジェクトコードと、ライブラリ/モジュールの結合を実行ファイルの生成時(プログラムの実行前)に行う方式です。スタティックリンキングともいいます。
- 正しい。動的リンキングは、プログラムの実行中にそのモジュールが必要となった時点で結合して利用する方式です。主に共用ライブラリやシステムライブラリなどをプログラムで使用するときに使われます。ダイナミックリンキングともいいます。