マルチメディア応用 (全16問中10問目)
No.10
3次元グラフィックス処理におけるクリッピングの説明はどれか。
出典:平成25年春期 問25
- CG映像作成における最終段階として,物体のデータをディスプレイに描画できるように映像化する処理である。
- 画像表示領域にウィンドウを定義し,ウィンドウの外側を除去し,内側の見える部分だけを取り出す処理である。
- スクリーンの画素数が有限なので図形の境界近くに生じる,階段状のギザギザを目立たなくする処理である。
- 立体感を生じさせるために,物体の表面に陰影を付ける処理である。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H21春期 問30
- 基本情報技術者 R5春期 問5
- 基本情報技術者 H22秋期 問28
- 基本情報技術者 H28春期 問25
分類
テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア応用
正解
イ
解説
クリッピングは、最終的な表示画面の範囲外(視点からみて可視できない部分)にあるデータを、CGの描画対象から除外する処理です。最終的な仕上りに影響を与えない余分なデータを省くことで、後工程で必要となる計算量を減らし、作業効率を高めるために行われます。
- レンダリングの説明です。
- 正しい。クリッピングの説明です。
- アンチエイリアシングの説明です。
- シェーディング(陰影処理)の説明です。