マルチメディア応用 (全16問中5問目)
No.5
3次元CGのレンダリングにおける,隠線消去及び隠面消去の説明はどれか。
出典:平成29年秋期 問25
- 光源の位置と対象物体への光の当たり具合とを解析し,どのような色・明るさで見えるのかを決定する。
- 指定された視点から見える部分だけを描くようにする。
- 生成された画像について,表示する画面に収まる部分だけを表示する。
- 物体の表面だけでなく物体の内部や背後に隠れた部分の形状も,半透明表示などによって画像として生成する。
分類
テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア応用
正解
イ
解説
3DCGモデルは、3次元の構造物なので視点によって見える部分が異なります。隠線消去及び隠面消去は、ある視点から見たときに物体の裏側または陰に位置し見えなくなってしまう線および面を描画しないようにする処理です。可視/不可視を判定するアルゴリズムには、塗り重ね法、スキャンライン法、Z-バッファ法などがあります。
- シェーディング(Shading)の説明です。
- 正しい。隠線消去及び隠面消去の説明です。
- クリッピングの説明です。
- 隠線消去及び隠面消去は半透明表示に対応していません。半透明を表現するにはレイトレーシングなどの技法が用いられます。