データベース方式 (全20問中1問目)
No.1
関係モデルとその実装である関係データベースの対応に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:令和2年免除 問26
- 関係は,表に対応付けられる。
- 属性も列も,左から右に順序付けられる。
- タプルも行も,ともに重複しない。
- 定義域は,文字型又は文字列型に対応付けられる。
- [出典]
- 午前免除試験 R2-7月 問26
- 基本情報技術者 H28 問26と同題
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース方式
正解
ア
解説
関係モデルは、データの関係を数学的な集合論と述語論によって表現するモデルで、関係データベースは関係モデルをコンピュータ上に実装したものです。それぞれの要素は次のように対応しています。
- 正しい。関係モデルの関係は、関係データベースの表に対応します。
- 関係モデルは純粋な数学的モデルであるため属性には順序という概念がありません。しかし、関係データベースはデータを2次元の表で管理するため列順が生じます。
- 関係モデルのタプルは重複を許しませんが、関係データベースの場合では関係演算の結果如何によっては重複行が生じることがあります。
- 定義域(ドメイン)は、値の取り得る範囲・形式を制限するデータ型に対応します。