トランザクション処理 (全58問中19問目)

No.19

インデックス方式のうち,キー値を基にして格納位置を算出するとき,異なったキー値でも同一の算出結果となる可能性があるものはどれか。
  • B+木インデックス
  • 転置インデックス
  • ハッシュインデックス
  • ビットマップインデックス
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H22春期 問30

分類

テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理

正解

解説

ハッシュインデックスは、ハッシュ関数を基に、格納位置を求める手法です。ハッシュ関数には「異なったキー値でも同一の算出結果が得られてしまう可能性がある」という性質があるので、ハッシュインデックスを用いた場合はキー値の衝突(シノニム)が起こる可能性があります。
  • B+木インデックスは、キーを指定することで挿入・検索・削除が効率的に行える木構造の一種で、木構造のインデックスツリー(索引木)により検索を高速化するアルゴリズムです。
  • 転置インデックスは、全文検索を行う対象となる文書群から単語の位置情報を格納するための索引構造のことです。
  • 正しい。
  • ビットマップインデックスは、キーの濃 (カーディナリティ,cardinality)が低い場合に適したインデックスで、それぞれのキー値ごとにビットマップ (ビットの配列) を作成し、その各ビットはレコードがキーを含んでいるかを表します。
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