データ操作 (全60問中27問目)
No.27
関係データベース管理システム(RDBMS)におけるビューに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成24年春期 問29
- ビューとは,名前を付けた導出表のことである。
- ビューに対して,ビューを定義することはできない。
- ビューの定義を行ってから,必要があれば,その基底表を定義する。
- ビューは一つの基底表に対して一つだけ定義できる。
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
ア
解説
ビューは、1つ以上の基礎となる表(基底表:DBに実データを持つ表)や他のビューから、何らかの関係演算によって得られた結果(導出表)に名前を付けたものです。仮想的な表なので実表とは異なり実際のデータは持っていません。ビューを作成するには、SQLの CREATE VIEW 文を使用します。
- 正しい。ビューは関係演算によって得られた導出表に名前を付け、簡単に呼び出せるようにしたものです。
- ビューをもとにしたビューを定義することも可能です。
- 記述は逆で、基底表を定義してからビューを定義するという順序です。ビューのデータは基底表のデータに依存するので、基底表が定義されていない状態ではビューを作成することはできません。
- 1つの基底表をもとにした複数のビューを定義することも可能です。