トランザクション処理 (全58問中40問目)
No.40
データベースの排他制御に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成20年秋期 問60
- あるトランザクションによって共有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから共有ロックをかけることは可能である。
- あるトランザクションによって共有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから占有ロックをかけることは可能である。
- あるトランザクションによって占有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから共有ロックをかけることは可能である。
- あるトランザクションによって占有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから占有ロックをかけることは可能である。
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
ア
解説
共有・占有の2つのロックが出てきますので違いを把握しておきましょう。
- 共有ロック
- データを読込むときに使うロックで、この状態の場合は他のトランザクションによる更新処理ができなくなる。
- 占有ロック
- データを更新するときに使うロックで、この状態の場合は他のトランザクションからは読込みや更新ができなくなる。
- 正しい。
- 共有ロックがかけられていると更新処理が禁止されるので占有ロックをかけることはできません。
- 占有ロックがかけられていると読込みや更新が禁止されるのでその他のロックをかけることはできません。
- 「ウ」と同様の理由で誤りです。