トランザクション処理 (全58問中41問目)
No.41
データベースの障害復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成20年秋期 問61
- データベースのシステム障害に対しては, トランザクション処理の途中にスナップショットの設定をして,その時点からリスタート処理を行う。
- データベースの媒体障害に対しては,バックアップ時点の状態に復元した後,ジャーナルファイルの更新後情報を使用してロールフォワード処理を行う。
- データベースの論理的障害によってトランザクション処理がデッドロック状態になり,処理が終了しない場合,排他制御を解除する。
- トランザクション処理プログラムが,データベースの更新途中に物理的原因以外で異常終了した場合,ジャーナルファイルの更新後情報を使用してロールバック処理を行う。
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
イ
解説
- スナップショットとは、ある時点での読取り専用コピーをとる機能です。スナップショット時点まで復元したあとロールバック処理を行ってトランザクションの一貫性を確保する必要があります。
- 正しい。媒体障害にはロールフォワードと覚えておきましょう。
- トランザクション中にデッドロックが発生した場合にはロールバックを行い片方のトランザクションを強制終了させることでデッドロックの解除を行います。
- ロールバック処理に使うのはジャーナルファイルの更新前情報です。