データ操作 (全60問中51問目)
No.51
"商品"表に対してデータの更新処理が正しく実行できるUPDATE文はどれか。ここで,"商品"表は次のCREATE文で定義されている。
出典:平成19年春期 問61
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H22秋期 問31
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
エ
解説
UPDATE文は、表中のデータを変更するSQLです。
この問題では、表生成のCREATE文が示されていて、「PRIMARY KEY (商品番号)」の部分から主キーは"商品番号"だということがわかります。問題のUPDATE文が主キーの一意性を保つことができるかに着目してみましょう。
UPDATE 表名 SET 列名 = 変更値 (WHERE 条件)
SETで変更したい列と変更後の値を指定し、WHERE句では、変更したい行を抽出する条件を指定します。この問題では、表生成のCREATE文が示されていて、「PRIMARY KEY (商品番号)」の部分から主キーは"商品番号"だということがわかります。問題のUPDATE文が主キーの一意性を保つことができるかに着目してみましょう。
- 商品番号"S002"の行の商品番号を"S001"にすると、商品番号"S001"の行が二つになり主キーの一意性を満たさなくなってしまうので誤りです。
- 商品名がCの二つの行"S004"・"S005"の両方が、同じ商品番号"S006"になってしまうと主キーの一意性を満たさなくなってしまうので誤りです。
- 主キーである商品番号にNULL(空値)をセットすることはできません。
- 正しい。商品番号"S003"の行は、上から3番目のみで商品名"B"を"D"に変更することが可能です。