トランザクション処理 (全58問中57問目)
No.57
データベースシステムにおいて,複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを同時に更新する場合,論理的な矛盾を生じさせないために用いる技法はどれか。
出典:平成16年秋期 問69
- 再編成
- 正規化
- 整合性制約
- 排他制御
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H28春期 問30
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
エ
解説
排他制御は、トランザクションの整合性を保つために1つのタスクがトランザクションを実行中は、その処理が終わるまで他のタスクからのトランザクション要求を待機させる仕組みです。
複数のトランザクションが同じデータを更新しようとしたときに、データを「ロック」することで同時更新による更新消失を防ぎます。
複数のトランザクションが同じデータを更新しようとしたときに、データを「ロック」することで同時更新による更新消失を防ぎます。
- 再編成は、データを適切に再配置することで、データベースのアクセス効率を回復させる処理です。
- 正規化は、関係データベースを構築するに当たり、データの冗長性の排除、整合性の確保、及び保守性の向上などを目的として行われる処理です。
- 整合性制約は、データベースの整合性を保つために表や列に設定される制約です。
- 正しい。