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基本情報技術者令和2年免除 問61
問61
事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として,適切なものはどれか。
- 活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え,複数のプロジェクトの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図る。
- 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。
- システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し,投資効果の最大化を図る。
- リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。
- [出典]
- 午前免除試験 R2-6月 問62
- 応用情報技術者 R3 問63と同題
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » 情報システム戦略
正解
ア
解説
プログラムマネジメントとは、同時並行的に進められている複数のプロジェクトを組合せ、それらの相互関係を最適化することで、全体として使命をより良く達成するように導く活動です。ここで言う「プログラム」とは、相互に関連する複数のプロジェクトを要素としてもつ集合体を指します。PMBOKガイド第5版では「プログラムの戦略目標と成果価値を達成するためにプログラム全体の調和を保ちつつ一元的にマネジメントすること」と定義されています。
- 正しい。プログラムマネジメントの考え方です。
- プログラムマネジメントでは、個々のプロジェクトをグルーピングし統合的に管理します。
- プログラムマネジメントの「プログラム」は、プログラミング作業を指しているわけではありません。
- PMO(Project Management Office)の考え方です。