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基本情報技術者平成13年春期 午前問70
問70
暗号化方式の名称に関する記述のうち,共通かぎ方式に分類されるものはどれか。
- DES
- RSA
- エルガマル暗号
- だ円曲線暗号
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H28春期 問37
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ合衆国の次世代暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式です。アメリカの旧国家暗号規格であったDES(Data Encryption Standard)の鍵長が56ビットであったのに対して最大256ビットの鍵長を利用することが可能で強度が高くなっています。
日本でも「電子政府推奨暗号リスト」に掲載されているほか、無線LANの暗号化規格WPA2の暗号化方式としても採用されています。
日本でも「電子政府推奨暗号リスト」に掲載されているほか、無線LANの暗号化規格WPA2の暗号化方式としても採用されています。
- 正しい。
- RSAは、けた数の大きな数の素因数分解に膨大な時間がかかることを利用した公開鍵暗号方式です。
- ElGamal暗号は、非常に大きな数の離散対数問題を解くことが困難であることを利用した公開鍵暗号方式です。共通鍵を安全に共有する方法であるDiffie-Hellman法の技術を暗号化方式に応用したものです。
- 楕円曲線暗号は、楕円曲線上の離散対数問題を解くことが困難であることを利用した公開鍵暗号方式です。