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基本情報技術者平成14年秋期 午前問11
問11
スタックに関する記述として,適切なものはどれか。
- 最後に格納したデータを最初に取り出すことができる。
- 最初に格納したデータを最初に取り出すことができる。
- 探索キーからアドレスに変換することによって,データを取り出すことができる。
- 優先順位の高いデータを先に取り出すことができる。
分類
テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » データ構造
正解
ア
解説
スタックは、LIFO(Last inFirstOut、後入れ先出し)のデータ構造で、メインルーチンからサブルーチンを呼び出すときにメインルーチンの戻り番地や変数の値を一時的に格納しておくときなどに使われます。ローカル変数やもとの手続きの呼び出し位置などをスタックに積んでいき、関数が終了するたびに前のデータをスタックから取り出して手続きを復帰させます。
したがって、正解は「ア」です。
「キュー」と「スタック」のデータ構造についておさらいしておきます。
したがって、正解は「ア」です。
「キュー」と「スタック」のデータ構造についておさらいしておきます。
- キュー
- 先入れ先出しのデータ構造で、データを追加操作はenqueue(エンキュー)、データを取り出す操作はdequeue(デキュー)と呼びます。
- スタック
- 後入れ先出しのデータ構造で、データを追加操作はpush(プッシュ)、データを取り出す操作はpop(ポップ)と呼びます。