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基本情報技術者平成15年秋期 午前問38
問38
システムの性能評価に関する記述として,適切なものはどれか。
- OLTP(Online Transaction Processing)では,システムの性能評価にMIPS値が用いられている。
- 応答時間やターンアラウンドタイムは,システム運用管理者の視点に立った性能評価指標である。
- システム資源の使用率が高くなれば,それに伴って応答時間も改善されるのが一般的である。
- 単位時間内に処理できるトランザクションやジョブの件数は,システムの性能を評価する際に重要である。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H13春期 問38
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
エ
解説
- OLTPの性能評価にはTPCベンチマークが用いられます。MIPS(Millions of Instructions Per Second)値は、1秒間に処理できる命令数を百万単位で表したCPU性能の単位です。
- 応答時間やターンアラウンドタイムは、システム運用管理者の視点ではなく、システム利用者の視点に立った性能評価指標です。
- システム資源の使用率が高くなれば、それに伴い応答時間が悪化するのが一般的です。
- 正しい。単位時間内に処理できるトランザクションの件数は、システムの性能評価において重要な評価指標となります。
なお、システムが1秒間に処理できるトランザクション数を表す単位として、TPS(Transaction Per Second)を用います。