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基本情報技術者平成15年秋期 午前問65
問65
10BASE-Tのハブに付いている衝突(collision)ランプが連続して点灯したときのLANの状態として,適切なものはどれか。
- LANが込み合っており,データの送受信の効率が悪くなっている。
- 規定数以上のコンピュータが,同一セグメントに接続されており,ハブへの供給電源が電圧降下を生じている。
- 接続されたコンピュータのうち,非常に処理速度の速いコンピュータがLANを占有している。
- ハブが制限台数を超えてカスケード接続されており,送受信するデータが届かなくなっている。
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » データ通信と制御
正解
ア
解説
10BASE-Tとは、アクセス制御方式にCSMA/CDを用いたLANの規格です。
CSMA/CDとは、Carrier Sense Multiple Access with Collision Detectionの略で、日本語に訳すと「搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式」です。
CSMA/CD方式では、1本の同軸ケーブルに複数のコンピュータが接続されているバス型のトポロジを前提とし、次のような手順で送信を行います。
つまり、衝突ランプの点灯が連続している時は、衝突が頻繁に発生してLANが混雑しているということです。衝突が頻発すると、その間のLAN上のデータ送受信の効率は急速に低下してしまいます。
CSMA/CDとは、Carrier Sense Multiple Access with Collision Detectionの略で、日本語に訳すと「搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式」です。
CSMA/CD方式では、1本の同軸ケーブルに複数のコンピュータが接続されているバス型のトポロジを前提とし、次のような手順で送信を行います。
- 伝送路上に他のノードからフレームが送出されていないかを確認する
- 複数のクライアントは同じ回線を共用し、他者が通信をしていなければ自分の通信を開始する
- 複数の通信が同時に行われた場合は衝突を検出し、送信を中止してランダム時間待ってから再び送信する
つまり、衝突ランプの点灯が連続している時は、衝突が頻繁に発生してLANが混雑しているということです。衝突が頻発すると、その間のLAN上のデータ送受信の効率は急速に低下してしまいます。