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基本情報技術者平成17年春期 午前問59
問59
関係データベースで用いられる用語であるドメイン(定義域)の説明として,適切なものはどれか。
- 基本関係から関係演算を使用して導出される関係
- 現実世界をデータベースに写し取るための仕様
- 属性が取り得る値の集合
- データベースへのデータの挿入,更新,削除,検索の総称
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース方式
正解
ウ
解説
ドメイン(domain)は、関係データベースにおいて「ある属性がとり得る値の集合」のことで属性がもつデータ型と同じ意味です。基本となる整数,文字列,日付等のほかに列挙値(性別:"男","女")や、非負の整数(N≧0)などを定義域として設定することができます。
独自のドメインを定義するにはSQLの CREATE DOMAIN 文を使います。下記のSQLは新たなドメインとしてodd_number(奇数)を定義しています。
独自のドメインを定義するにはSQLの CREATE DOMAIN 文を使います。下記のSQLは新たなドメインとしてodd_number(奇数)を定義しています。
CREATE DOMAIN odd_number AS INTEGER
CHECK ( VALUE % 2 = 1 );
CHECK ( VALUE % 2 = 1 );
- 導出表の説明です。
- E-Rモデルの説明です。
- 正しい。ドメインの説明です。
- SQLの説明です。