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基本情報技術者平成18年秋期 午前問48
問48
システムの保守に関する記述のうち,MTBFを長くできるものはどれか。
- 遠隔保守を実施する。
- 故障発生個所の臨時保守を実施する。
- 保守センターを1か所集中配置から分散配置に変える。
- 予防保守を実施する。
- [出題歴]
- 初級シスアド H18秋期 問44
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » 保守・廃棄
正解
エ
解説
MTBF(Mean Time Between Failures)は、システムが修理され正常に稼働し始めてから、次回故障するまでの平均故障間隔のことです。
「MTBFを長くする」か「MTTRを短くする」というどちらの方法でもシステムの稼働率を向上させることができますが、この問題では、MTBFを長くする方法がどれかを考えます。
「MTBFを長くする」か「MTTRを短くする」というどちらの方法でもシステムの稼働率を向上させることができますが、この問題では、MTBFを長くする方法がどれかを考えます。
- 故障発生時のMTTRは短くなりますが、MTBFが長くなるとは限りません。
- 「故障発生個所の臨時保守」は修理のことだと考えられます。修理時間はMTTRで表されるのでMTBFには影響を与えません。
- 分散配置にすることで、故障発生現場までの到着時間が短くなります。MTTRの短縮が期待できますが、MTBFには影響を与えません。
- 正しい。予防保守では経年劣化した部品などを故障前に交換するのでMTBFを長くできます。