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基本情報技術者平成18年春期 午前問49
問49
コンピュータシステムの利用料金を逓減課金方式にしたときのグラフはどれか。ここで,横軸を使用量,縦軸を利用料金とする。
- [出題歴]
- 初級シスアド H20春期 問42
- 応用情報技術者 R2秋期 問55
- 基本情報技術者 H15秋期 問58
- 基本情報技術者 H20春期 問50
- 基本情報技術者 H23特別 問57
- 基本情報技術者 H25秋期 問58
分類
マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスの運用
正解
ウ
解説
逓減(ていげん)課金方式とは、システムの累積使用量が増加するに従って利用単位当たりの利用料金が減っていく、つまり使えば使うほど割安な単価で利用できるようになっていく課金方式のことです。例えば、100回までのサービス使用は1回100円、100回を超えて500回までは1回70円、500回を超えると1回50円というような感じです。
この逓減課金方式における使用量と利用料金の関係をグラフにすると、累積使用量が多くなるほど利用料金の増加量がなだらかに減っていく「ウ」のような形状になります。
この逓減課金方式における使用量と利用料金の関係をグラフにすると、累積使用量が多くなるほど利用料金の増加量がなだらかに減っていく「ウ」のような形状になります。
- 当然ですが使えば使うほど合計金額は高くなっていきます。このグラフは使用量が増えるほど合計金額が安くなってしまっているので誤りです。
- 使用量に比例して利用料金も上がっていきますが、使用量が一定の閾値を超えるとそれ以上は利用料金が上がらなくなっています。よって、このグラフは従量制をベースに利用料金の上限を設けた従量課金上限制(キャップ制や天井付きとも呼ばれます)を表したものです。
- 正しい。逓減課金方式のグラフです。
- 累積使用量が増えるほど利用単位当たりの料金が高くなっているので、このグラフは逓増課金方式を表したものです。